←藤本農園のサイトはこちら日本農業賞 受賞
『合鴨米』の生産者：藤本農園
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第３５回日本農業賞の個別経営の部で
広島県東城町の藤本
勲さんが優秀賞を獲得されました。
この賞は、ＮＨＫ・全国農業協同組合中央会・都道府県農業協同組合中央会が
主催し、日本農業の確立を目指し、意欲的に経営や技術改良に取り組み、地
域社会の発展に貢献する個人・団体を表彰するもの。
日本農業賞 優秀賞 受賞の藤本さん家族
藤本さんは、アイガモ農法やマイナスイオン水を利用した、こだわり米の生産販
売、肉用牛の飼育を家族でされています。また、消費者の交流として『田植え交
流会』を地域の農家と連携して開催。今年で１８回目を迎え、大阪や広島市など
から多くの人が参加し、つくる楽しさを提供しています。
地元の高校を卒業し、一度は東京の商社に入社。一年程勤めましたが、病気が
ちだった母親の電話がきっかけで帰郷。当時、田畑は８０㌃。地元のチップ工場
で働き、農地の拡大などに励んだ。そのご、大阪の米販売業者との出会いが転
機となり、『田植え交流会』などをスタートさせた。「農家も売る努力が必要」との
思いから、生産者と消費者の顔の見える関係づくりに、いち早く取り組んだ。
１９９１年からは、雑草を食べるアイガモを田んぼに放って無農薬農法に着手。
高齢化する地元農家の作業も請け負い、今では２４㌶で米づくりに精を出している。
「中山間地のモデルになるような農家を目指し、明るく楽しい農業に励んできた事
を評価してもらえた。米価低迷など農家には厳しい時代だが、地域の人や家族の
応援があったからこそ、ここまでこれた。」と藤本さんは笑顔で目を細めていました。
＊同賞は、全国から個人経営の部８４人、集団組織の部１０７団体の応募があり
大学教授ら１０人が審査。
両部門で、大賞３件・特別賞１件・優秀賞３件が選出されました。
